敷金・礼金はいくらにするべきか?

賃貸経営の成果を左右する「条件設定」の考え方

株式会社エリア・エステート

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賃貸募集を行う際、多くのオーナー様が悩まれるのが「敷金・礼金をいくらに設定するべきか」という問題です。


前回の募集条件をそのまま使っている

周辺相場をなんとなく見て決めている

管理会社に言われた条件で深く考えていない


このようなケースは決して珍しくありません。しかし、敷金・礼金の設定は、空室期間や収益、さらには入居者の質にまで影響する、非常に重要な要素です。わずか1ヶ月分の違いが、「なかなか決まらない物件」になるか「条件を保ったまま早期成約する物件」になるかを分けることもあります。


このページでは敷金礼金のメリット・デメリットからいくらに設定するべきかについて解説します。

敷金・礼金はいくらにするべきか? 賃貸経営の成果を左右する「条件設定」の考え方

~ざっくり要約~

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    敷金・礼金の設定は、空室期間や収益、入居者の質を左右する賃貸経営の重要な判断ポイント

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    敷金はオーナーのリスクを抑えられる一方で、初期費用が高くなり入居者に敬遠されやすくなる側面がある

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    礼金は収益を生むだけでなく広告料として活用できる反面、初期費用の高さが成約の障壁になることもある

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    敷金・礼金の正解は一つではなく、物件・エリア・築年数・募集時期によって最適な金額は変わる

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    敷金・礼金の設定を誤ると、気づかないまま空室長期化や収益減少につながる恐れがあり、市場と物件特性を踏まえた条件設定こそが安定経営の鍵

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そもそも敷金・礼金とは何か

そもそも敷金・礼金とは何か

 敷金とは、入居時に借主から預かる保証金のことを指します。主な役割は、退去時のクリーニング費用や原状回復費用への充当、そして契約期間中に家賃滞納が発生した場合の補填です。オーナーにとっては、万が一に備えるためのリスクヘッジとしての意味合いが強い費用と言えます。


 一方、礼金は退去時に返還されない費用であり、オーナーの収益となるものです。 単純に「もらえるお金」として捉えられがちですが、実務上は広告料(AD)などの募集施策に活用できる、戦略的な原資でもあります。


敷金・礼金を設定するメリットと注意点

 敷金を設定する最大のメリットは、オーナー側のリスクを抑えられる点にあります。退去時のクリーニング費用や修繕費を敷金から充当できるため、突発的な持ち出しを防ぐことができます。また、家賃滞納が発生した場合にも、敷金を充当できることで精神的・金銭的な負担を軽減できます。 一方で、敷金を設定することで初期費用が高くなり、入居希望者から敬遠されやすくなるという側面もあります。特に、似た条件の競合物件が多いエリアでは、敷金の有無が比較材料となり、反響数に影響することも少なくありません。


 礼金のメリットは、オーナーの収益が直接増える点にあります。加えて、礼金を広告料に回すことで、実質的な手出しを抑えたまま仲介業者への訴求力を高めることが可能です。広告料が付くことで仲介業者の紹介優先度が上がり、結果として早期成約につながりやすくなります。また、一定の初期費用を支払える入居者が集まりやすいため、将来的な滞納リスクが低い傾向にある点も見逃せません。ただし、礼金も敷金と同様、初期費用を押し上げる要因となります。 価格重視の入居希望者が多い物件やエリアでは、礼金があるだけで選択肢から外されてしまうケースもあります。


 敷金・礼金はいくらが正解なのか

 結論から言えば、敷金・礼金に「必ずこの金額が正しい」という正解は存在しません。物件の立地や築年数、設備、募集時期、そして誰をターゲットにするのかによって、最適な設定は変わります。一般的な基準としては、敷金1ヶ月・礼金1ヶ月がひとつのデフォルトとされています。ただし、人気エリアや繁忙期であれば、礼金2ヶ月であっても物件の条件次第では十分に成約が見込めます。 一方で、築年数が古い物件や学生をターゲットにした物件では、敷金1ヶ月・礼金なしとすることで、反響が大きく改善するケースも多く見られます。また、初期費用を極力抑えたい場合には、敷金・礼金をともにゼロにするという選択肢もあります。その場合でも、退去時にクリーニング費用を実費精算としたり、契約時に定額のクリーニング費用を設定することで、オーナー側のリスクをコントロールすることが可能です。敷金礼金ゼロの条件は、検索時にヒットしやすく、集客面で大きなメリットがあります。


法人契約の場合は考え方がさらに変わる

 大手法人による法人契約の場合、敷金・礼金の考え方は個人契約とは異なります。 社宅代行会社を通す契約では、保証会社を利用しない、短期解約違約金を設定しないといった条件で契約することが一般的です。借主の信用力は高いものの、オーナー側から見ると、滞納時の保証や短期解約時の補填がないというリスクを抱えることになります。そのため、敷金・礼金をそれぞれ2ヶ月ずつに設定するなど、条件面でリスクを調整するケースが多く見られます。 法人契約だから条件を緩める、という単純な話ではなく、契約形態に応じた合理的な設定が求められます。

条件設定を間違えると、気づかないうちに損をする


 敷金・礼金の設定で厄介なのは、失敗してもすぐに原因が分かりにくい点です。反響が少ない理由が、家賃なのか、立地なのか、それとも敷金・礼金なのか判断できないまま、空室期間だけが延びてしまうこともあります。逆に、すぐに決まったから成功だと思っていたら、実は条件を下げすぎていて、本来得られたはずの収益を逃していた、というケースも少なくありません。 敷金・礼金は、高すぎても低すぎても問題があります。そして何より、市場とズレた設定が最も大きなリスクとなります。 市場を把握していないと判断は難しい ポータルサイトを見れば相場は分かる、そう思われるかもしれません。 しかし、掲載されている条件と、実際に成約している条件は必ずしも一致しません。どの条件なら問い合わせが増えるのか どこを下げれば一気に反響が伸びるのか、逆に、下げなくても問題ないポイントはどこなのか。これらは、日々募集を行い、成約データを蓄積していなければ見えてこない情報です。

賃貸経営におけるリスク管理

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敷金・礼金の設定は
      プロに任せるという選択

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 敷金・礼金は、オーナー様の感覚や一般論だけで決めるものではありません。物件の特性と市場の動きを踏まえた、実務的な判断が必要です。弊社は、物件の立地や築年数、競合物件の状況、想定される入居者層、募集時期、法人契約の可能性まで考慮し、その物件にとって最適な条件をご提案します。早く決めるだけでなく、納得できる条件で決める。空室対策と収益最大化を両立させるための募集戦略を、弊社がサポートいたします。敷金・礼金の設定に迷われているオーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。市場に合った条件設定から、成約まで、責任をもってお手伝いいたします。

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